本格VR初体験の感想

バーチャルリアリティ(VR)を一度くらい本格的に体験しておきたいと思い、2021年現在でも体験できる場所を探したが、都内に20施設ぐらいあったVR体験施設は、大多数が閉鎖していた。

 

残っている数か所も、土日のみの営業が多い。
そんな中で、平日にやっていた、台場にあるhexarideに行ってきた。

 

ここのVRは進撃の巨人の世界を体験できるVRとのこと。

ウォールマリア奪還作戦の、獣の巨人との対決と、ヴォルガルド城の攻防の2本立てで体験してきた。

 

以下感想。

 

まずなんといっても酔う。ただのVRじゃなくて、立体起動装置で飛び回る設定なので、ジェットコースターに乗っているような感覚。そこにVRの全方向超立体の映像が飛び込んでくるので、かなりきつい。

自分は乗り物酔いはほとんどしない方だが、これは無理だった。

 

両方とも5分ぐらいのプログラムだったが、3分経過したぐらいでもう気持ち悪くなってしまって、思う存分楽しむということはできなかった。もし酔わなかったのであれば、もっと楽しめたのではないかと思う。

 

これはジェットコースターのように動くものだったから気持ち悪くなってしまったが、そうでなくてただVRの映像だけであればまた違うのかもしれないが、このhexarideに関しては厳しい。

 

酔いを差し引けば、これのVRの世界はよくできている。
後ろを振り向いてもその世界ができあがっているのは本当にすごいと思った。没入感は半端ない。

 

一方で、製作費とその回収の問題は大きいだろうと思う。
俺が体験したものは5分間で1300円。同時に体験できる人数は12人だったが、客は俺一人だった。この価格設定で体験しようと思う人が、どれだけいるだろうか。また、平日とはいえ夏休みのお台場でこの人の入りでは結構厳しいと思う。

 

もちろん、hexarideはジェットコースターのような装置付きでの価格となるが、映像だけであれば何分で幾らが妥当なのだろうか。また、ジェットコースターのような動きや、銃撃戦などの要素がない映像だけのVRでは飽きてしまうのではないだろうか、という気もした。

 

実際に現地を旅行した時に五感で感じるモノとは、また違うなというのが正直な感想。だから、旅行のVRってのは多分ウケないと思う。VRで攻めるのであれば、現実にない世界を作って売り込んだ方がユーザーにウケるだろう。アニメの世界は特にいいと思う。

 

自分としては、VRにはもっと凄い無限の可能性を感じていたのだが、費用対効果を考慮すると、ユーザーにとってはそこまで魅力的な楽しみにはならず、一部のテーマパークのアトラクションの一つに落ち着くのではないかと思う。