2013年11月号

◆図書館を使う

 

図書館で本を借りることとした。
妻が多用しているので、俺も便乗することとしたのだが、ウェブ検索して予約もできるのでスムーズでよい。

 

借りるのは実用書が中心だが、ちょっと気になったエッセイとかにも手を出している。
結構センセーショナルだったのが、椿姫彩菜の「わたし、男子校出身です」だ。

  

  

性同一性障害をもつ筆者の壮絶な半生。
あまり馴染みがない世界だが、実際にこうした境遇の人もいるんだと知った。

 

すごく苦しんで生きてきたのだと思い知った。
アマゾンのレビューをざっと眺めていて、その通りだなと思ったのがコレ↓

 

「ある意味「少年」だけはともかく、出身男子校の門の校訓「困苦と欠乏に耐え、進んで鍛錬の道を選ぶ、気力のある少年以外はこの門をくぐってはなはない」これ、読後に振り返ると最終的には彼女にこそ当てはまっていたのではないかな、と思います。」

 

彼女は本当に芯が強く、努力家なのだろう。
どんな状況に置かれても、道を見つけ出してなんとかしようとする姿には敬服した。
自分も頑張って生きようと思える、エネルギーをくれる本でした。

 

こっちは借りた本じゃなくて、買った本だけど、「バビロンの大富豪」

  

  

10年ほど前に「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んだが、アレはロバート・キヨサキが上から目線で調子こいているだけで、何をすればいいのか分からなかった。「金持ち父さん、貧乏父さん」の日本向け版の「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」とかいう本も読んだが、これも俺には意味をなさなかった。

 

もしかしたら、今読めばまた違うのかもしれないが、「バビロンの大富豪」は、本質がどこにあるのかを噛み砕いて説明してくれている本だと思う。

 

お金の本質に迫り、突発的な収入ではなく、永続的な収入を得るためにはどうすればよいかが書かれている。
人生に大逆転なんてない。地道に的確な選択をし続けた者が、豊かな暮らしができるのだと理解し、実践できそうな本である。一読の価値アリデス。

 

  
そして、「夢を売る男」。永遠の0の作者の本。これはストーリーが純粋に面白い。
グングン引き込まれるし、テンポもいい。
メチャクチャ頭がいいなぁと感心した。

 

「騙す」と「夢を売る」は紙一重だが、害を与えたわけではない。
利害関係が一致して、夢の売買があったのだ。

 

かつて「幸運をよぶ龍のキーホルダー」を、男性ファッション誌で見つけて、買おうかどうか真剣に迷った時がある。「これでモテるようになって彼女ができれば安いものだ。正に先行投資」などと思ったものだ。 15000円と、少し大きな買い物だったから、友人に電話で相談したら
「アホか?その金使って、気になる女を誘ってデートした方が現実的だろ。」と、笑われたことがある。
あの「幸運をよぶ龍のキーホルダー」は騙しだが、この男の売るものは夢だ。
面白いので、気が向いたら是非読んでみてくれ。

 

◆動かざる事山の如し

 

俺は焦り易い。
結果を早く求めたがる傾向がある。

 

ちょっと立ち止まって、じっくりと腰を据えて臨まなくてはならないこともある。
「木を見て森を見ず」にならないように、広い視野と先見を持ちたい。

 

千里の道も一歩から。

 

部屋を綺麗にする方法として、押入れを整理してみた。
収納しやすいように、中に棚とかを設置してみたら、部屋に散らかるものを収納できて、快適になった。

 

部屋の収納一つですら、ちょっと変えてみるだけで全然違う。
この9カ月がなんだったのかと思うほど快適になった。

 

改善すれば、スムーズになることって、他にもたくさんあるんじゃないかな?
仕事とか、自分の考え方とか、もうちょっと色々とためしてみようかなと思う。

 

◆仕事と人生

 

非常に忙しい毎日を過ごす中で、いろんなことを考える。

 

会社に何か不満があるなら、最終的には自分が会社を作るしかない。
自分で会社を作ることができる段階でない、またはその覚悟がないなら、不満じゃない会社に転職するしかない。
どこの会社に行っても、完全に自分の思い通りになどなることはなく、必ず何かしらの不満は出てくる。

 

会社員であることは、経営者の人生に乗っかっているのであり、そこのところをよく理解して働かなくてはならないのだと思う。

 

何かを変えることができるのは、何かを捨てる事ができる者。
進撃の巨人はイイ格言を残した。
全くその通りであり、反論の余地もない。

 

プライベートにしても同じこと。
結婚するというのは、独身の自由を捨てる事。
子供を生み育てるのは、夫婦2人の自由を捨てる事。
何かを買うのは、他の何かを買うことを捨てる事。
何かをするのは、その何かにあてる時間を捨てる事。

 

時間は待ってはくれないのだ。
駄々をこねても何も変わらない。
自分で考え、覚悟をもって人生を進めないと、何一つ変わることはないのだ。

 

人によっては、到達地点を考えなくても、日々の積み重ねをしていけば、それで思いもしない良いゴールに辿り着ける人もいるのかもしれない。

 

ただ、俺の知る成功者たちの多くは、自分がそうなりたいと思い描いて、それを成し遂げてきた者だし、俺はそれがカッコイイと思う。

 

自分の人生を振り返っても、自分がそうなりたいと強く思い描いて、それに向かって動いたことで成し遂げてきたと思う。
だから、もっと自分がなりたい自分をリアルに思い描いて、それに向かって生きていかなければならないと思う。

 

ただガムシャラにスキルアップだけを考えていけばいいという時期はもう終わった。
この会社に入社した時、3年でエースになる宣言をしたが、プレーヤーとしてはもう十分力をつけたので、ここからはもっと頭を使っていかなければならない。もう4年目が終わるところなのだ。

 

32歳の今は、20歳頃に自分が描いていた自分と比べてどうだろうか?
と考えると、むしろ、20代の頃は30代になったらどんな自分でありたいか、特に仕事についてはその青写真が描けていなかった。
ただ「好きな人と結婚していること」「自分のやりたい仕事をみつけること」というのだけは心底欲していたので、それがクリアできているだけでも自分を褒めてあげてもいいのだろうか?

 

もちろん、もっと歩を進めている人もたくさんいる。
でも、七転び八起きしてここまで来ている自分なのだから、せめて自分自身がほめてやってもいいのではないかとも思う。

 

◆人生でできることは限られている

 

こうモヤモヤした時に思い出すのが、思春期に読み込んだ漫画である。

 

一つは兄が紹介してくれたB-バージンという90年代の漫画。
この漫画の最後では、水族館のイルカを守るために、イルカたちを逃がすことになる。

 

ここで主人公が、「僕なんかペーペーだからいいですが、和田さん(部門のTOP)は何でこれに参加したんですか?」と質問するんだけど、それに対する答えは
「面白ぇからだよ。
 数匹のイルカを逃がしたところで、世界の環境問題とかがどうにかなるわけじゃねぇ。
 でも自分の気持ちに正直に生きている方が面白ぇからやったんだよ。」
ってヤツだった。

 

社会人になって、仕事をしていると、これが大事だと心から思う。

 

もう一つは「サンクチュアリ」という、表と裏から日本をひっくり返す漫画だ。
この漫画は名言だらけなんだが、最近は「俺はまだ、飢えているんスよ・・・」というセリフをよく思いだす。 

  

会社に入ってから伸びるかどうかは、飢えているかどうか、だけなのかもしれないと、思うようになってきた。実際、入社当時の俺のエクセルやパワポの技術は、かなりショボかったと思うが、弛まぬ努力で何でもできるようになった。

 

俺は前職では自分の能力をほとんど埋没させていると思っていた。
もっとアレもコレもできるようになりたいし、自分ならできる。
絶対にやってやるんだと、心から思っていたんだけど、どうやらそんな人間は稀らしい。

 

他の社員も秀でた能力はそれぞれ持っている。
ただ、飢えに関しては、本当に飢えている人は稀で、多分その温度差で自分がいろんな葛藤を抱えることになるんだろうなと思う。

 

自分はいつまで飢えて、攻め続ける事ができるのか・・・最近そんなことをふと考えたりもする。

 

長々と書いてしまったが、今月はここまで。
来訪者諸君の感想メールキボンヌ(´・ω・`)