大学
受験ストレスの消失とともに、ニキビもなくなり、ストレスが主原因だったのかと思い知ったため、特効薬開発への熱いオモイはなくなった。
入学早々夢ナシ君となった俺だが、せっかく入学した大学だから、とりあえず謳歌しようと思っていろんなことに挑戦した。
今までできなかった経験を
高校時代は勉強と部活ばかりだったので、今までできなかったことを総なめしようと思って動きまくった。経験したバイトは、居酒屋・家庭教師・カラオケ店・ビリヤード店・キャバクラのボーイ・引越し屋・子供のキャンプのインストラクター・吉野家。
オーストラリアに一ヶ月ホームステイもしたし、大学のラグビー部ではまた違った味のある仲間たちといろんな時間を過ごすことができた。薬学部の友達とは、実習やテストを共に乗り越えた後によく飲み会をした。
ホームページ作ったり、出版社に投稿したり、旅行したり、飲み会したり、いろいろしたけど、振り返れば普通の大学生の域を出ることはない大学生活だった気がする。それでも勉強や実験に忙しい薬学部の学生にしては、アグレシブに動いたほうではないかと思う。
入学当初は、飲み会とバイトだけ。勉強を全然しないどうしようもない奴だった。
一年の秋に、やっぱりこのままじゃダメだと思って、ラグビーを再開し、勉強は二年の秋口から真剣にやって、なんとか留年せずに卒業し、国家試験に合格もできた。とりあえず国家試験突破までは、分かりやすい目標があったので突っ走れたけれど、ここから先自分がどう進んでいくべきか、まるで見当がつかないまま大学を卒業してしまった。