世の中を知れ!
今日は長男のバスケのチームの保護者当番の日だった。
ボールふきやトイレ掃除などをしてからは練習の見学。
このところ、長男がバスケの練習の後に不機嫌になることが多かった。本人曰く「待ち時間が長いのがつまらない。」とのことだったが、俺からしたら至って普通の練習だった。
パス→ドリブル→シュートの練習で、自分以外がやっている時は、他の上手い人のプレーを見て学ぶ。それが当たり前なのだが、それが「待ち時間が長くてつまらない。」とのこと。
オイオイオイオイ・・・・・どこの自己中王子様だよ?
心の底から呆れてしまった。俺ら夫婦が育てたんだよな、この子・・・何が間違っていたのだろうか?
いろいろ訊いてみると、どうやらバレーの方で相当恵まれた環境で練習できているらしく、これが「待ち時間が長くてつまらない。」になるらしい。
そこで以下のことを説明した。
・サッカーでもバスケでも、どんなスポーツでも、自分だけがコートを独占できるわけじゃない。この程度の待ちは普通。お父さんがサッカーとかラグビーしてた時も、このぐらいの待ち時間なんてザラ。
・そもそも、その時間で他人のプレーから学ぶべき。うまい先輩たちの動きを近くで見れるのはとてもいい勉強。うまい人の動きを真似て、自分のプレーに活かせ。これは当たり前のことで、この時間のないチームスポーツなんてない。
・バレーは今のチームが、たまたま下級生用の時間を作ってくれているから、待ち時間が少ないだけ。中学・高校に行けば最下級生は先輩たちの試合形式の練習を見学するだけの時間なんてザラにある。ボール拾い30分とか、普通。このまま勘違いして中学で運動部に入ったら、「こんなのは俺の思ってるのと違う」と言ってすぐに退部することになる。そしてそれはただの勘違いしたカッコ悪い奴でしかない。それを誰も肯定してはくれないだろう。
今日は本当に行って良かった。
バスケの練習後に不機嫌になることが多かったから、スポーツしに行ってストレスが溜まってしまうぐらいなら、辞めた方がいいのかとか思ってたけど、とんでもない。
このままだったら、社会に適応できないやつになるところだった。世の中は自分だけでなく、その他たくさんの人たちがいて、共存している。自分のためだけにチームがあるのではない。
バスケは絶対に4年までは続けさせると決めた。
長男が人間として成長するためには、この環境は必要だ。
バレーの環境はある意味贅沢すぎる。そしてその分も5,6年になったら下級生の練習サポートに使う時間も多くなるという悩ましい構造だ。が、中学に入ったらギャップに苦しむだろう。(実際にギャップに苦しむ子は多いと、コーチからも聞いた)
俺はガリ勉は好きになれん。
正直、ガキの頃からロクに遊びもせずに塾にばかり行っても大成するとは思えん。もし長男が今からずっと塾に通い続けて、スゲー中学に入ったとしても、俺様野郎でコミュにケーションに問題のある独りよがりのどうしようもない困ったチャンが出来上がる。それも「俺はみんなが遊んでいる中でずっと勉強をしてばかりだった」という妙チキなコンプをもつというオマケつきだ。超絶屈折野郎の出来上がりだ。そんなクソガキを育てても絶対に成功できんし、つまんねーやろ。
他の家庭ではまた事情が異なるのだろうけれど、今うちの長男に必要なのは勉強ではない。人とのかかわり方を体当たりで覚えることだ。
今の日本の政治家や官僚が腐っているのは、こういうところに原因があるのだろうと思う。
子供には、いろんな壁にぶつかって、そこから自分で考えて成長してほしい。致命傷にならない限り、失敗もしまくっていい。悔し涙やうれし涙を沢山経験してほしい。友達と言い合いになったり、ケンカしちまってもいい。
人間ってのは一人では生きていけない。誰かと関わり合って生きていくことになる。それを子供には学んでほしい。
子供をほったらかしにしてはダメだ。時にはじっくりと向き合わないとだし、そうでない時は並走して必要に応じて軌道修正をしてあげる必要がある。お金では解決できないものがある。と、今日はつくづく思い知った。
ちなみにバスケ自体は大分それっぽくなってきていた。やはりゴールデンエイジってこともあって、運動能力は向上しやすいのだろう。異なるスポーツの動きを体に染み込ませるのはいいなと思う。
