すずめの戸締り
すずめの戸締まりを見た。
好き嫌いは思い切り分かれる作品。
音楽と映像はとても綺麗だった。
俺の感じた1番の違和感は、一目惚れであれだけ行動してしまうことなどあるのだろうか?ということ。ずっと前から好きだった相手ならわかるけど。
そしていろんな人のレビューを見たが、結構しっくりきたのは、「これは戸締士の男がブサメンだったら、話は始まることもなかったと。そこにルッキズムの闇を感じる。」というものには、まぁ確かになと感じた。男女逆で男役がブサメンならストーカー扱いになりそうだし。
新海誠は君の名はで一つの完成形を作ってしまったので、同じような作品で君の名はを超えるのはもう無理だろう。だから切り口を変えて表現したいものを作るのだろう。震災をテーマにした点は賛否分かれるだろうけど、色々考えた上でのテーマだろうから、そこは監督の美学の問題なので俺は問うつもりはない。
テーマにエッジを効かせること自体は当然だとも思うし、チャレンジしないと人生はつまらなくなるから他人がとやかく言うことではない。
ただ、一目惚れで片づけられちゃうと、イケメン美女でない人からしたらどうにも冷めてしまう。その時点で埒外の民にされてしまう。もう少しその導入をしっかりしてれば俺のように冷めてしまう人を減らすことができたろうけど、2時間の枠では限界があるのかなとは思う。
そして若い頃と違って映画を楽しめない人間になってるなとも感じた。エンタメとして割り切って楽しむ心が必要なのだろう。
